思いたったら吉日

人生勢いだけで生きてるおたくのブログ

1人じゃないから、信じて飛べた

そして落ちた。ハイステという新しい沼に。


はじめまして、ハイキューという作品がだいすきすぎるただの夢豚クソ野郎兼腐女子の痛いおたくです。

先日行われたハイステのライビュに参加しました。やっと気持ちが落ちついてきたので、自分の記録のためにブログを書きます。


ハイステが決まった時、またかよと思いつつ、テニミュ1stでは水田さんがだいすきだった記憶が蘇ってとりあえずチケット応募したら全部外れました。これは神さまが2.5次元は怖いからやめとけと言っているんだと思い、もう関わらないでおこうと思った。拗ねたともいう。

思っていたのに、フォロワーさんからの「そんなに好きなのに行かない意味がわからないよ!?」の一言でアッサリライビュに行くことを決意。でも一人だと平静を保てないと思ったのでお友達を道連れにしました。てへ。


最初、日向が登場して動きはじめた瞬間に、わけもわからず涙が出た。日向が動いてそこにいた。日向だった。トビオちゃんもそこにいた。すごくうれしかった。

原作をとても大切にしているけれど、でもきちんとハイステという一つの作品として成り立っていて、舞台としてのアレンジもよかったし、とてもおもしろかったです。

バレーのモーションひとつひとつをすごく大切にしてくれているのが伝わってきて、ハイキューがだいすきな人も、原作を知らない人も楽しめる舞台なんじゃないかなあ。

舞台のセットもとても凝っていて、あの斜めで動く舞台であそこまでの動きができるのはすごいと思うし、静と動のメリハリが見ていてとてもひきこまれました。舞台に詳しいわけではないのでわからないけれど、とにかく楽しかった。

プロジェクションマッピングも綺麗だった。わたしは特に旭さんと変人コンビが話しているところの足元の雨の感じがすごくすきです。


キャストの皆さんも、本当にそれぞれよかった…だいすきなみんながそこにいた…

トビオちゃんとツッキーとノヤさんは特に声もそっくりで、本当に鳥肌がたちました。トビオちゃんはもうすべてがトビオちゃん…大地さんの「〜なのね」もよかったし、旭さんのあのヘタレ臭もすごく出てたし、山口の初期の金魚のフン臭もたまらなかった(ほめてる)矢巾ちゃんのうざチャラい感じとか松川一静のあの色気とかもうすごくたまらないし、とにかくみんなよかった!!!みんなそこにいた!大人の方たちも本当に素晴らしくて、とくにけーちゃん(烏養さん)がもう本当にいい味出していらっしゃいましたね!とてもおもしろくてかっこよくて、さりげなく若者たちをフォローしている感じがとても素敵でした。ハイキューは大人のみなさんが本当にいい味出してるよね…

カテコの時、ツッキーの方がすごく泣いていたのが印象深かったです。そしてはける時にそれを見て笑った山口……イイ…

あと客席での青城3年の絡みは大変美味しゅうございましたありがとうございましたlove


そしてもうね、何よりも及川徹です。お友達に「及川徹の強火()」と言われるわたしですが遊馬くんは本当に及川徹でした…

とりあえずキャストが決まった時にツイッターをフォローさせてもらったんだけど、それがまた大学生の及川徹ですか?って頭抱えるものばかりで、演技力も声も性格も何も知らないのにとりあえず推そうと決意しました。でもそれは間違いじゃなかった。

噂には聞いていたけど、あのジャンプは本当に感動した。及川徹のジャンプサーブだった。あれを現実で見ることができただけでもハイステを観てよかったと思う。及川徹のあの腹の立つにやけ顔も、トビオちゃんを見る顔も、普段のただの高校生である顔も、及川徹だった。演技が上手いかと言われたら、たぶんまだ未熟な部分はあると思う。でも、そこがまた及川徹っぽくてとてもよかった。

本当に本当に、遊馬くんありがとう。遊馬くんが及川徹でよかった。


すごく個人的な意見だけど、及川徹という人間は不完全で未熟で、だからこそ努力して、そして周りに支えられて立っていると思う。だって彼は天才ではないから。だからチームメイトのために少しでも打ちやすいトスをあげるし、信じてるよと伝える。今回、及川徹を遊馬くんに決めたのは、もちろんジャンプ力や演技力、見た目もあるんだろうけれど、俳優としてまだ未熟(といっては失礼だと思うけれど)な遊馬くんが、がむしゃらに努力して、そしてチームメイトとともに支え合って成長していくことができる、そんなところが及川徹と重なると思ったからかな、なんて感じました。語彙力がないから何を言っているのかわたしもわからない。


とにかく、わたしは遊馬くんが10〜20年後くらいに今よりもっともっと大きく有名になった時「僕の原点は及川さんです」と言ってくれるのを聞いて静かに涙したいと思ってるので、これからも及川徹をよろしくお願いします(?)



こんなに素晴らしい舞台だったのに大半が及川徹の感想で終わってしまったのが本当に解せないんだけど、それ以外の部分は他の方たちが素敵な言葉で感想を紡いでらっしゃると思うのでいいのです。

とりあえずわたしはライビュ終わったあと呆然としすぎて動けなかった。会場出て及川徹がすきなお友達に電話したけど、過呼吸みたいになって話せなかったからご一緒してくれた子に変わってもらった。電話の意味なし。その後落ちついてもう一度電話変わってもらったら今度はひたすら泣いていたのでもう本当にもうちわけない(©︎テニミュ)。渋谷の映画館で見てたから会場帰りの方も道にたくさんいて、わたしがでかい声で及川徹が〜って言ってたら何人かと目があった。反省した。


こんなヤマなしオチなし意味なしの感想を読んでくださってありがとうございました。

最初はなんでチケット外れたの!って思ったけど、外れてよかった。初見がライビュでよかった。会場にいたら泣きすぎて周りの方にもキャストの方にも大変なご迷惑をかけていたと思う。でも抗体ができたので、再演はぜひ生で観たいなあ。詳細発表まってます。

それでは。